つよしさん@平安神宮 2日目 

本日は我が名義がチケットをゲットしてくれたので、中で聴くことができました。日もすっかり暮れた頃に入ると、ステージ両サイドに立てられた縦長の白いスクリーンの上にほの青い照明が灯っていて、客席を照らす照明も暗めに抑えられており、何とも幻想的な雰囲気。スクリーンと客席になっている場所の両側の建物(案内図を見ると神楽殿と額殿というようです)に、青白い光が星の瞬きみたいにちらちらと映されていたり。
そして登場したつよしさんは、きらっきらしてました(笑)。金ラメの丈の短いジャケット、ショッキングピンクのシャツ、赤いてろんとしたパンツ。前日に入ったお友達が、ワンハーフコンのOPでのピンクスーツを着たこーちゃんと並べたい!と言ってて、あーなるほど!と納得(笑)。足元は見えなかったけど赤いアディダスを履いてたみたいです。お髭がなかったことに愕然とするわたくし…久しぶりのお髭だっのに…(泣)。なんかカメラが入ってたようなので(DVD用?あと雑誌の取材も)、そのせいなのかしら…。
以下曲の感想です。1日目に外で聴いたのと混ざってますが。長くなったので畳みますー。


1曲目『美我空』 つよむらさきさんツアーの時より、この平安神宮という場所で演奏されたこの曲はとてもしっくり来る気がしました。ただこれはつよしさんのベースがメインのはずの曲なのに、ベース音があまり響いてこなくて気になっていたら(前日に外で聴いてた時の方が響いてたような…)、途中つよしさんが何度か上げてくれというような仕草をしてました。そしたら段々ベース音が上がってきて、こういうこともあるのねーと思ったり。
『Let's Get FUNKASY!!!』 びがくから続けて全く聞き覚えのない演奏で、繋ぎのインストかなあと思ったら、歌が始まってびっくり!テンポがかなり速くなっていたのもあって、外で聴いてると歌い始めても何の曲か数瞬分からなかったほどのアレンジ。元々滑舌よくないと歌いにくい曲が更に舌のもつれそうな速さになり、でもそれを滑らかに歌いこなすつよしさんがかっこいい!アレンジ自体も別物のかっこよさがあって、これはこれでいいな!と思いました。
Love is the key』 これは一転してぐっとスローテンポ、これまたがらっと違うアレンジ。ここのところゆったりめにやや粘っこく歌うことでエロさを増しつつあった曲ですが、今回はそんなに粘っこくはなくてもなんだかやけにエロスを感じる歌い方でした…聴くだけでニンシンするわー!みたいな…(おい)。
『Chance Comes Knocking』 えっもうここでこれ!?とちょっとびっくり。はえーな!と思いつつ、ここまでの思い切りファンクな流れを汲んで盛り上がり。途中いつもはブルーベリーの曲終わりでやるメンバーさん弄りや客をジャンプさせる流れも入り、ちょっと冷えてきていた身体もあったかくなりました(笑)。
ここでMC。即興の方を覚えようとがんばってたら、MCで何話してたかはかなり抜けちゃったんですが(…)、そんなに目新しいことは言ってなかったような。平安神宮さんという場所でライブをやらせてもらえて本当に嬉しい、というお話をしてました。この日を迎えるまでには色々な人の支えがあって、ここまで命を繋いでくれたご先祖様がいて、平安神宮を造った人々がいて、その上で今日があるんだなということを考えた、いつもそういうことを考えている、ていうようなことでした。考えてみたら今年だけで石舞台に薬師寺平安神宮とライブがあって、こんな人他にいないよねえと思ったり(笑)。また似合うんですよね〜。
キーボードに座って『時空』 …石舞台に薬師寺に今回と、野外で風や虫の音と共に聴くこの曲は大変心地良いんですが。心地良くてついうつらうつらと…(笑)。
『空』 ピアノのみで、でも去年のピアノのみバージョンとはかなり雰囲気が違っていたような。少し音程を下げて歌っていたような。より伴奏の音数が少なくてボーカルを際立たせるような感じになっていたような…ような、ばかりでアレですけど、つまりこれもちょっとうとうとしてしまったと…すすすいません…。でもつよしさんの歌うバラードって、気持ちよくなってどうも眠気を誘われちゃうんですよね〜。つよむらさきさんの綴ると歴史の流れなんかもう、ほとんど睡眠導入剤状態だったし(笑)。
『Help Me Help Me …』 Help Meを全部I Love Youに変える今年バージョン。愛している、とも歌ってました。私の中ではもう勝手に、『Help Me (I Love You)』というタイトルになってます(笑)。この曲が Help Me と叫ぶ曲から I Love You と優しく歌う曲になったというのが、去年の自問自答期間を経てのつよしさんなりの答えなのかなあと。
2回目MC。昨日今日と近くをあちこち歩いた、とのこと。どこー?と客から声が掛かると「秘密です!」と教えてくれないつよしさん。僕が行ったからということではなく、自分で行きたいと思う場所に行ってみてほしい、と。そんで神社やお寺さんに行くと、自分の願いではなくありがとうございますと感謝を捧げてくる、というお話を。わたくし春日大社薬師寺西大寺などつよしさん縁の神社やお寺に行くといつも、つよしさんやおふたりのことをお願いしてくるんですけども、それもおふたりを出逢わせて下さってありがとうございますとかおふたりが元気でお仕事して仲良しでいられることに感謝したりするべきかなあ!(…)(でも間違ってないですよね?)
それから8月のツアーの時と同じく、今降ってくる言葉を歌いますというような前置きをして即興。うろ覚えですがこんな感じ。


ねえ この命はどこへ向かうのかな
ねえ この命は愛をしているのかな
Love 神様 Love 聞いてよ

この手の指先に灯る光は 誰かを救えるのかな

愛を捧げたいんだ 届いてるかな

僕の腕の中へおいでよ
この国の哀しみよ全て
僕の腕の中へおいでよ
僕が全部 愛に変えてあげるから


あとニュアンスしか覚えてないですが、もしも明日この命が尽きても空から愛を落とすよ、みたいなことも歌ってました。いやそれはダメだから!こーちゃん置いていったらアカンから!84歳で見送って更にこーちゃんを踊りの神様として祭る神社を建ててからにして下さい!全部アナタが言ったことですからね(笑)。
届いてるかな、と歌いながら夜空を見上げていたのが印象的でした。彼方の空を見ながら「届いてるかな」なんて歌われると、ついきゅんとしますね〜。届いてるよ!あんまり分かってないかもだけど!(なにが…) あと「僕の腕の中へおいでよ」と歌う時にすっと両手を広げてみせて、それがすごく自然でかっこよかった〜。まあわたくし個人的には、そないに国だのファンだの背負わんでもという気持ちですが、そう言い切れるつよしさんはかっこいいなあ!と思います。
ラストはメンバーソロを兼ねたファンクジャムセッション。竹内さんがリードで弾き始めるんですが、つよしさんが笑って止めまして。メンバーさんたちも爆笑してるのが聞こえてきて、どうも竹内さんの弾き方がおかしかったらしいんですが、よく見えなかったので何がどうだったのか分からず。「かっこいいことしようとしてたのは分かるんやけどさあ」と、何やらツボに入ったらしくしばらくこのネタでからかうつよしさん。竹内さんがお墓に入ってもお墓の前で言うそうです(笑)。「こんな悪そうにしてますけど、めっちゃいい人なんですよ。終わってから絶対『ごめん!ごめん!』て言ってくると思います」とも言ってました。つよしさんたらほんまにいじめっこなんだから☆ セッションは時々リズムを変えたりして変化をつけてて、楽しかったです!
最後に1人ずつメンバーを紹介し、豪太さんの先導で大極殿に向かって二礼二拍手一礼をし(しましょうと言ったのはつよしさんですが、豪太さんお願いします!と振ってたんでした。多分京都出身だからかと)、終了。つよしさんは客席に向かって両手を振ったあと大極殿に向かっても振り、最後に投げキスをしてハケていきました。