十人十色@10/24

十人十色オーラスです。空気読まずにようやくアップ(笑)。これで心置きなくKアルにどっぷり浸かるよ!(NIPPONはKアル祭りが終わるまでちょいとおあずけ)
またまた長いので畳みます。

客入れ中の演奏はつよしさん以外のメンバーさんも加わってのサプライズセッションだった…そうですが、いつもながら直前に入った上トイレ行ってる間に終わってしまって、席についたらもうつよしさんだけになってました。惜しいことした…。一瞬ステージの照明が点いたりしたらしいですね〜。
幕が上がるとつよしさんのキーボードに真っ赤なダリア。その後ギターを持つとネックにグロリオサが結び付けられ、背後のアンプの上には白い百合と薔薇が(薔薇はイマイチ色が分からなかったけど黄色っぽかったかな)。あとストレチアもあったような…アンプの上だったかな。6月の時も初日には胸にグロリオサ挿してたり、2日目か3日目にはお花が置かれてたようで。いただいた花を使ってたのかなー。ステージ全体の色味が少ない(照明も暗めでつよしさんも紺色とかグレーとかの服を着ている)ので、一輪ずつ置かれた花の色が映えてよかったなーと。て書いててへうげもの思い出した…(笑)。これぞ侘び数寄の心、みたいな…(そうなのか…?笑)。茶道や華道は今じゃ花嫁修業みたいな扱いですけど、元々は男性の嗜みなんですよねー。って今それ関係ねー(笑)。
最初のピアノ独奏は、少なくとも1日目と同じ曲ではなかったです。多分この日はほんとに即興だったんじゃないかな〜。いい雰囲気なんだけど、もうちびっとだけ短いといいなーと(笑)。
空が泣くから、初日はピアノのみから始まってたのが、この日はまず和太鼓演奏からで、厳かな雰囲気。その後始まるピアノもすぐにはイントロに行かず。日々変えてくるな〜。NIPPONの後だったか和太鼓ソロが入るところが他にもあって、せっかくレナードさんなんだから和太鼓の見せ場は欲しいよねと思いました。初日にはそういう場面があんまりなかったので。
つよしさんの歌声も、なんか初日とは違うなーと。初日では何よりも静か、という印象が強かったんですが。この日はそういう感じはあまりしなくて、力強さ、のようなものを感じたかなと。こういう言い方が合ってるかどうか分からないですが、初日はやや中性的で、この日は男っぽく太い声だったかなあという感じ。単純に初日より声が出ていたってことかもですが、歌い方自体もちょっと違ってたような。あと色気も増してたな〜と。いやーもう、かっこよかった…(うっとり)。
どの曲だったか、つよしさんのギターソロがものそいかっこよくて!ガバッと双眼鏡構えてガン見しましたよ、他の時はあんま使わなかったけど(笑)。(ちなみに初日は双眼鏡忘れた…)
あと時空もちょっとアレンジ違ったかな〜。多分(笑)。なんかリズム感が増してたというか…(なんだそれ…)。多分打楽器パートが足されてたのかと。あと最初と最後にテクノっぽいピコピコ音がちょこっと入ったりして、初日に宇宙話してたからかなーと思ったり(笑)。他の曲でもイントロ前にちょっと入る繋ぎのピアノ演奏がなんか違うような…と思ったり、細かいところで結構変わってたような。って、気のせいかもですけど(笑)。
あ、初日レポに書き忘れましたが、街で歌詞替えが。「近頃の空」を「近頃の愛」と歌ってました。近頃の愛、やけに狭く映るが…と、上手く繋がる歌詞替えだなーと。
とまあ本編に関しては、初日と違うとはっきり感じたり、印象的だったりしたのはそんなところだったかと。とにかくもー、歌がかっこよかった!男前で色っぽくて。色気だだ漏れとかいう感じではないですけど(笑)、圧倒的な力を持って響く感じ。でも決して押し付けなくて、すごく優しく包みこむような。…わたしつよしさんに夢見すぎですかね…(笑)。ま、夢はいくら見てもタダだから(笑)。

アンコール。この日は真面目な話を結構してました。震災の時にテレビも必要だなと思って再び購入し、見ながら自分に何が出来るか考えていた、と。自分1人の責任の範囲で動ける部分もそうでない部分もあるけど、誰かにとって都合が悪かったりすると止められ、誰にも良くも悪くもなければ好きにしていいという感じで、それは当たり前のことかも知れないけれども悔しい思いもした、という話。←この辺言ったままではないですが、印象に残った話で結構覚えてるので大体ニュアンスは合ってると思う。はっきりとは言わなかったですけども、ソロだけでなくキンキのことも含めて言ってるのかなという感じがしたんですよね。
そして十人十色で東北にも来ませんかという話をもらって、是非ということで行かせてもらって現地の人(PVを撮ってくれたカメラマンさんとか)の話を色々聞いたり、被災した場所へ実際に行ったりした。何処から来たのかと訊かれて奈良だと答えたら、こんな所より和歌山とか奈良も大変なんだからそっちに行きなさいと言ってくれる人もいた。その後実際天川にも行って、知っている山の形とか崩れたり景色が変わっているのに衝撃を受けた。自然に向き合って生きていかなければいけないと強く思った、それは宗教的なことじゃなくて地球人として当たり前のことだと思う、というような話を(この辺もっと話してたと思うけどニュアンスで書いてます)。
シャーマニッポンというアルバムを今作っていて、来年には皆さんに喜んでもらえることが起こる、と。ここで拍手がじわっと起きて広がったことから、「今拍手待ってるみたいになっちゃいましたけど…いいともでお友達を紹介しまーすっていうとええーってなって、あっどうもありがとうございますって言う、あんな感じで」とちょっとずつ笑いも交える方向に。最近のつよしさんはお説法しつつも笑いを混ぜてくれるから話聞きやすくなったわー(笑)。シャーマンという言葉は、霊媒ではなくて直感とか想像力とかの人の力という意味で使ってるそうな。だから誰もがシャーマン=直感や想像力を持って生きる人だということで、特につよしさんが自分自身を指して言ってる訳ではないってことですね。なるほどねー。
あとなんだっけ…なんかまた初日にしてたみたいな宇宙話に行って、またタケさんに振ったりして適当トークだったような(笑)。宇宙人の音楽ってどんなんかな、こんな指でスラップ…?とか(笑)。そして今回のライブが急に決まったのでスケジュール調整が大変だったという話から、今回不参加の十川さんとスティーブさんが最終日だけなら行けると駆けつけて下さったということでステージに登場。「十川さんは僕のキーボードを使ってもらえばいいけど、スティーブは…」と問いかけるとスティーブさんはしれっと「手ぶら!」(笑)。結局セッションには声で参加、ということに。
んでセッション。つよしさんが今日はやりたいこと考えてる、と多分スライだと思うけど♪ダンスアンドザミュージック♪と曲を口ずさみ、そこから♪大仏さんdeミュージック♪♪だいだい ぶつぶつぶつ♪とフレーズを作って我々客席も歌うということに(笑)。メンバーさんにコードや盛り上がりを指示し、1階席が「だいだい」担当、2階席が「ぶつぶつぶつ」担当と割り振られ、セッション開始。大仏さんdeミュージック、のとこは全然いいんですけど、「ぶつぶつぶつ」が言いにくくてねえ(笑)。ぶつぶつが聞こえないとつよしさんが言うんですが、いやこれ難しいっすよつよしさま(笑)!するとスウィンゴさんが助け舟出してくれて、1階が大仏さんdeミュージックと歌った後に2階は「平城京!」と合いの手を入れる、という形に変更(皆のヘイ感が欲しい、とのことで・笑)。そしてスウィンゴさんMCでメンバーソロタイム。ソロの合間や演奏に重ねて客席にも歌わせる、というスタイルで盛り上げてくれて、めっさ楽しかったです!勿論わたくしも平城京!と叫んで手を振り上げてきました(笑)。メンバーソロラストは建さんだったんですが、左手でコードを押さえてドラムの白根さんがスティックで弦を叩く(ドラムのスティックじゃなく金属の棒をシャラシャラと鳴らす楽器のスティック)という技の後、ダンスも見たい!と振られて前へ出てきて女性コーラスさんの手を取りサルサでレッツダンス!つよしさんがすかさず差し出した薔薇(アンプの上に置かれてたもの)をくわえて踊る建さん、ステキでした(笑)。
最後は勿論つよしさんのギターソロ。かこよす!かこよす!そして続けてブルベリでジャンプしてまたひと盛り上がり。終わるかと思いきや、キンキコンでもやるように建さんがまた弾き始めて終わらせない、というのもありつつ終了〜。メンバーさんを1人1人エピソードつきで紹介。つよしさんはホント、周りの人たちをよく見てるよな〜。こういうとこもやっぱり中心に立つべくして立ってる人って感じがするなあと思います。少し真面目なことを話してからまた「奈良の水の妖精、どうもとつよしでした!」と手を振りつつ去っていかれました。